時期

見通せもしない退院時期についてぼんやり考えている。
西館3階に入院していた頃は、担当の看護師さんから
「3ヶ月と云うスパンで退院に向けて考えて行きましょう
。」との言葉を信じて2月2日の入院から3ヶ月後に、

東館3階に病棟を移った。
東館3階に移る前に没収されていた携帯が東館3階に移る少し前にようやく戻ってきたばかり。
西館3階では、自販機を利用して1日に4回まで飲み物が飲めてそれはそれで愉しかったのだけど。

東館3階では患者さんが全員男性で障害を抱えた人が多く、其々の接し方について自分自身に毎日のように問われている気がする。
ま、携帯が使えるようになったのでそれ程退屈な気分ではないのだけど（2度使い）

今日6月8日は自分や家族にとっての記念日という訳ではないけど、早くも東京のほうでは真夏日を記録したみたい。そんな暑さも露知らず、冷房が効いていて涼しいなあと快適に思えたりする。
日記を更新しようと思ったのは少しずつ病棟で読み進めていた『怪談びたり』を読み終えたから。
34歳の時初めて幽霊を目撃してから、妙に心霊自体が自分其の物にくっついて離れず恐怖と呼ばれているもの全般に惹かれている。

俺はまだまだ大丈夫（大丈夫だよねとの問いが耳元から）と言い聞かせて貴重な1日を大事に生きている。